恐ろしい大自然の力 – 雨の量について

1. なぜ雨の量が多い場所があるのか

世界の中でもっとも降水量が多い場所は、ベネズエラのマラウイカ。年間平均で1163cmもの雨量があるとされています。これは、熱帯季節風と呼ばれる風がマラウイカを逸れず、高山などがあって上昇気流が発生し、雲が発生しやすいという地形的な要因が関係しています。

2. 日本での降水量の推移

日本の降水量は地域によって大きな違いがあります。しかし近年では、異常気象によって東日本を中心に降水量の多さが問題になっています。2018年7月の西日本豪雨では、広島県竹原市の大滝町で、1時間に100mmの降水量が観測されました。これは日本の観測史上最大規模とされています。

3. 人工的な雨を作る技術

人工的に雨を作る技術は、水蒸気を凝結させることで実現します。具体的には、「積乱雲」の雲の下に花火を打ち上げるなどして、雲に凝結核を提供し、雲の粒子が大きくなって雨が降るように仕向ける方法があります。また、人工的に雨を降らせる技術は、防災面や農業など、様々な面において役立つことが期待されています。


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