機関車の「クシャッ」という音の正体

豆知識

みなさん、鉄道の機関車が通過すると、「クシャッ」という音が聞こえますよね。これは何の音なのでしょうか。それは、機関車の電気集電装置から発生する弾性波(だんせいは)です。

機関車は集電装置から架線から電気エネルギーを受け取って走行するため、架線との接触面には摩擦が生じます。走行時にはその摩擦により、電気エネルギーが弾性波として発生し、音となって周囲に伝搬します。

雑学

「クシャッ」という音は、女優の倍賞千恵子さんがテレビCMで「機関車が通ると『クシャッ』という音がする」と話していることから有名になりました。

また、人間が発する声の周波数帯域は20Hz〜20kHzですが、機関車の「クシャッ」という音は15kHz〜20kHzの帯域を持っていると言われています。つまり、人間の耳では聞き取りにくい音なのです。

以上が、機関車の「クシャッ」という音の正体についての豆知識と雑学でした。


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