「サクサク」の由来はフライドチキンにあった！

サクサクという言葉がフライドチキンに由来している

「サクサク」という言葉は、食べ物がカリカリとした音を立てるさまを表現する言葉としてよく使われます。しかし、この言葉の由来は意外なところにあるのです。

実は、「サクサク」という言葉が最初に登場したのは、あの有名なフライドチキンのブランド名「カンタックイーフカンパニー」が考案した〝サクサクチキン〟という商品名だったのです。1960年代に登場したこの商品は、カンタックイーフカンパニーのシンボルマークでもある三日月の形をした鶏肉を、独自の製法で揚げたもので、衣がサクサクしていてジューシーな味わいが特徴でした。

サクサクという言葉が広く使用されるようになったきっかけ

当時、スナック菓子などにも〝サクサク〟という言葉が使用されるようになりました。しかし、それまではフライドチキンのブランド名だった「カンタックイーフカンパニー」の商品名として初めて「サクサク」という言葉が使われたことが、広く知れ渡るきっかけとなったのです。

今でも、「サクサク」という言葉は、フード業界だけでなく、風呂の水の音や、散歩するときの草の音など、様々な場面で用いられるようになっています。

まとめ

「サクサク」という言葉がフライドチキンのブランド名から生まれ、広く使用されるようになったことは、意外な事実です。食品の味わい以外に、日常生活で使う表現にも使われるようになった「サクサク」という言葉の由来について、今回はご紹介しました。