小学校で習ったカカオ豆の由来
小学校の社会科で習ったカカオ豆は、アズテック帝国で高貴な飲みものとして飲まれていたチョコレートの原材料だと習った人も多いかと思います。実はその後、カカオ豆はヨーロッパに伝えられ、現代でも人気が根強いチョコレートの原材料として使われています。
カカオ豆の世界生産量
それでは、世界で最も多くのカカオ豆を生産している国はどこでしょうか?実は、西アフリカのコートジボワールが世界最大のカカオ豆生産国として知られています。コートジボワールは、世界の総カカオ生産量の40%を占めています。他にも、ガーナ、インドネシア、ナイジェリア、カメルーンなどがカカオ豆の主要な生産国となっています。
コートジボワールの厳しい現実
一方で、コートジボワールでのカカオ豆生産には農業賃値の低さなどにより深刻な問題があります。カカオ豆の生産には多大な労力が必要であり、農家の収入が十分に得られていないという問題があります。直近においては、モノの価値を理解してもらえないと訴え、コートジボワールのカカオ豆農園でストに参加した農民達も存在します。
まとめ
世界最大のカカオ豆生産国はコートジボワールであることを紹介しました。しかし、カカオ豆生産に関連する問題も多くあり、そうした問題が解決されるまでにはまだ時間がかかるとされています。
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