人間の唾液には消化酵素が含まれている

胃ではなく、口で消化が始まっている

多くの人が誤解しているのが、消化が胃から始まっているという点です。実は、消化は口で始まっているのです。なぜなら、人間の唾液には消化酵素が含まれているからです。唾液に含まれる消化酵素は、「アミラーゼ」と呼ばれるもので、炭水化物を分解する役割を持っています。

ストレスで唾液の分泌量が減る

人間の唾液は、1日におおよそ1 – 1.5リットル分分泌されます。しかし、ストレスを感じると、唾液の分泌量が減ってしまうことがわかっています。特に、交感神経が優位な状態では、唾液の分泌量が低下する傾向があります。ストレスを感じたときは、深呼吸などのリラックス法を行い、唾液の分泌を促すことが大切です。

唾液に含まれる成分には抗菌作用がある

唾液に含まれる成分には、抗菌作用があるという研究結果が出ています。唾液に含まれる「リゾチーム」と呼ばれる酵素は、バクテリアの細胞壁を分解することで、細菌の繁殖を抑制する役割を持っています。また、唾液の中には「イムノグロブリンA」という免疫グロブリンも含まれており、細菌感染に対して抵抗力を高める作用があるとされています。


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