米国の国歌「星条旗」は、元は英国愛国歌のメロディーであった

歌詞の作者は19歳の法律学生

米国の国歌「星条旗」は、1814年の米英戦争中のボルチモアの戦いで、米軍が英軍を打ち破ったことを記念して、フランシス・スコット・キーが「The Star-Spangled Banner」という歌詞を書きました。
キーは当時19歳の法律学生で、海上から英軍の攻撃を見守る中、国旗が揺れる様子に感銘を受けたといわれています。

メロディーは英国愛国歌の「アンクル・トムの憂鬱」

「星条旗」のメロディーは、元は英国の愛国歌「アンクル・トムの憂鬱」(To Anacreon in Heaven)の曲だったと言われています。この曲は、18世紀に作曲家のジョン・スタッフォード・スミスが作曲し、アンクレオンという古代ギリシャの詩人を讃える詩に合わせて作られました。

国歌制定はドイツ系アメリカ人の提案

米国は国歌を制定するための法律を制定し、1931年に正式に「星条旗」が国歌として制定されました。この法律は、ドイツ系アメリカ人の提案によって成立したものでした。

以上が、「星条旗」にまつわる豆知識でした。


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