植物の性
人間と同じように、植物にも男性と女性が存在します。
植物の花には、雄しべという男性器官と、雌しべという女性器官があります。
また、雌雄異株という植物もあり、それぞれの株に男性器官または女性器官が備わっています。これらの植物は、交配するためには別の異なる性を持った株が必要になります。
人間が植物の受粉役?
植物が交配するためには、雄しべから出た花粉を雌しべに運ぶ必要があります。この花粉を運ぶ役割を果たすのが、風や昆虫、鳥などの生物です。
ところが、人間が植物の受粉役を務めることもあります。例えば、苗床で栽培されている植物は、風や昆虫などがいないために、人間が手動で受粉を行う必要があります。
植物は賢い!
植物は、紫外線や光合成に影響を与える天候の変化を感知し、自分たちの成長に合わせて開花時期を調整するといわれています。
また、植物同士がコミュニケーションをとっているという研究結果も出ています。ある植物が被害を受けた時、その植物から放出される化学物質が、近くにいる同種の植物に伝わり、被害が予防されるように成長を調整するといわれています。
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