「鰻パイ」というお菓子が本当はハワイ発祥である理由

背景

「鰻パイ」というお菓子をご存知でしょうか?日本のお土産として有名で、近年は海外でも人気が急上昇しています。しかし、「鰻パイ」は実は、本来は日本発祥ではなく、ハワイで生まれたお菓子なのです。

産まれたきっかけ

「鰻パイ」が生まれるきっかけとなったのは、1934年にハワイで開かれた太平洋万国博覧会です。この博覧会には、日本からも様々な展示が行われ、その中でも日本食が大注目を集めていました。そして、その中には鰻の蒲焼きや蒲焼き風味のスナックもありました。

誕生までの経緯

この「蒲焼き風味のスナック」が、後の「鰻パイ」を生み出すきっかけとなりました。当時、ハワイにはタピオカ粉を使ったお菓子が多くあり、その中に「カリカリエビス」というタピオカ粉を使ったスナックがありました。この「カリカリエビス」と蒲焼き風味のスナックを組み合わせることで、元祖「鰻パイ」が誕生したのです。

日本での展開

元祖「鰻パイ」は、当時、輸出用の食品メーカーだった「ハワイ屋」が製造販売していました。そして、これが日本に上陸するのは1961年のことでした。当初は「タピオかん」という名前で販売されていましたが、その後、「鰻パイ」と改名され、今日では日本のお土産として定着しています。

まとめ

「鰻パイ」は、「博覧会」と「食文化の融合」が産んだ、まさにアメリカ発祥のお菓子です。日本に上陸するまで紆余曲折がありましたが、今では多くの人に愛されています。


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