日本の携帯電話の進化史

1. 初代携帯電話は発売されたのはいつ？

初代携帯電話は、1979年に日本電気から発売された「MPS（Mobile Phone System）」です。当時は、通話時間が30分程度しか持たないという課題があったため、ビジネスマンにはまだ馴染みがありませんでした。

2. 折りたたみ式携帯電話の誕生

最初は硬いキャリーケースに入れて持ち歩く大型のものだった携帯電話。しかし、1990年代に入り、形もサイズも可愛らしいものに変化しました。1996年には、折りたたみ式の携帯電話が登場。パントーン社のカララン電話が人気を博しました。

3. カメラ付き携帯電話の登場

2000年代に入ると、カメラ付き携帯電話が一般的になりました。当時、カメラだけの製品よりも、携帯電話としての機能も備えた商品の方が売れたそうです。その後、カメラの画素数が向上し、2002年には130万画素の携帯電話が発売され、携帯電話で写真を撮ることが当たり前の時代に。

4. タッチパネル式の登場

2000年代後半には、タッチパネル式の携帯電話が登場しました。最初は、一部のスマートフォンにしか搭載されていませんでしたが、昨今では、ほとんどの携帯電話がタッチパネルを搭載しています。”フリック”という操作方法も登場し、画面上で手軽にスクロールすることが可能になりました。

5. スマートフォンの登場

2007年、Apple社が「iPhone」を発表。その後、Google社からも「Android」が登場し、現在のスマートフォンが誕生しました。スマートフォンには、電話だけではなく、カメラ機能、ネット閲覧、メール、音楽再生、動画視聴、アプリダウンロードなど、様々な機能が搭載されています。