カタツムリの話

カタツムリは口を持っていない

カタツムリは、人間が普通に食べるような食べ物は食べられません。なぜなら、カタツムリは口を持っていないからです。

代わりに、カタツムリは体に付いている「歯舌(しぜつ)」と呼ばれる特殊な器官を使って、食べ物をかじります。歯舌は、人間の舌がお口に入っているところとは逆に、体の内側にあるのです。

カタツムリは水を飲まない

さて、カタツムリが食べ物を食べる時に、水分を補給する必要があります。しかし、カタツムリは水を飲むことができません。

代わりに、カタツムリは空気中の水分を吸収して、体内で必要な水分を摂取します。また、多くのカタツムリは、体内に水分を貯蔵するために、殻の中に水滴をためています。

カタツムリは自分の体重の10倍の距離を移動できる

カタツムリはゆっくりと動くことで知られていますが、実はとても長い距離を移動することができます。1時間あたりの速度はおよそ1メートル程度ですが、1日で移動できる距離は10メートルにもなることがあります。

さらに驚くべきことに、カタツムリは自分の体重の10倍の距離を移動することができます。つまり、70グラムのカタツムリは、700グラムの物体を引きずるような力で、自分の体を進めることができるのです。


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