世界のお金の種類には、硬貨と紙幣以外にも珍しいものがある

1. カナダのメープルリーフコイン

カナダの1オンス金貨「メープルリーフコイン」は、999.9パーセントの純金で作られており、表面にはカナダの国章が刻まれています。カナダ・ロイヤル・ミントが発行しており、価値は金の相場によって変動します。

2. パラオのシーシェルコイン

パラオ共和国が発行しているコイン「貝殻のコイン」は、直径38.6ミリメートルで、真珠貝の殻を模したデザインが施されています。硬貨の表面にはパラオの国章、裏面には宝石のように輝く美しい色調が施されています。

3. ニュージーランドのグリーンストーンコイン

ニュージーランド・ミント社が発行した「グリーンストーンコイン」は、直径40ミリメートルの硬貨で、中央部分にはニュージーランド固有の宝石「グリーンストーン」と呼ばれる鉱物が埋め込まれています。デザインにはマオリ族の文様が刻まれており、国内外から多くのファンを持っています。

4. リトアニアのアンブラスコイン

リトアニア共和国が2004年のEU加盟を記念して発行した「アンブラスコイン」は、直径28ミリメートルの硬貨で、表面にはEUの旗、裏面にはリトアニアの国章とアンブラスの屋根を模したデザインが刻まれています。

5. チリのラピスラズリコイン

世界で最も美しい鉱物の一つと言われる「ラピスラズリ」を使用した硬貨が、チリで発行されています。額面価値は5000ペソで、表面には先住民族の女性の肖像がデザインされ、裏面にはラピスラズリの原石が埋め込まれています。

まとめ

世界中には、硬貨や紙幣以外にも珍しいコインが存在します。それぞれのデザインには、発行した国の歴史や文化が反映されています。日本でも、五輪記念硬貨や徳川家康生誕400年記念硬貨など、デザイン性の高い硬貨が発行されています。