卵が先か、鳥が先か?
私達は、鳥の子供が卵から生まれることを知っていますが、卵がどのように出来たのか、その謎に迫ってみましょう。
実は、卵は鳥より先に出来ています。古代の魚類が、卵を産み、陸に上がって卵から生まれた子孫が、鳥となって進化します。そのため、卵が世に現れるはるか前から、卵は存在していたのです。
卵の色は何で決まるの?
鳥の卵はさまざまな色をしていますが、その理由は何でしょうか?
実は、卵の色は鳥の種類によって異なります。赤みがかったオレンジ色の卵は、キジバトやシャコバサミ属の鳥が産み、青色の卵は、アオサギやアオウミガメが産みます。
そして、卵の色は、鳥が卵を産む前から、卵殻に付着する色素によって決まります。色素の種類や量によって色が変わるため、卵の色には多様性があるのです。
卵の賞味期限はどのくらい?
卵は、日持ちがする食品の一つですが、実は、卵の賞味期限は卵の鮮度によって変わります。卵には、鮮度を示す様々な方法がありますが、代表的な方法は、卵白と卵黄の高さを比較することです。
卵白が高く、卵黄が平らな状態が最も鮮度が高く、消費期限はおおよそ1週間程度とされています。しかし、卵白が垂れ下がってしまい、卵黄が浮き上がってしまった場合は、消費する前に注意が必要です。
一番大きな卵は何処で見つかった?
世界中には、大きな卵を産む鳥がいますが、その中でもっとも大きな卵を産む鳥はオーストラリアの鳥、エミューです。一番大きな卵は、1つあたり1kg前後あり、鳥の卵としては破格の大きさとなっています。
以上のように、卵には多くの謎があり、その魅力は尽きません。
コメントを残す