コンクリートは何でできている?
コンクリートとは、セメント、砂、そして石などの骨材を水で混ぜ合わせたものです。
セメントは主に、石灰石と粘土を高温で焼いて作られます。この焼くことを「煆煉(せんれん)」といいます。
そして、煆煉されたセメントは、水と混ぜることで、硬化していきます。この過程を「ハイドレーション反応」といいます。
コンクリートが硬化するまでに、どのくらいの時間がかかるの?
コンクリートが完全に硬化するまでには、最低でも28日間程度かかります。
しかし、コンクリートが硬くなる速さは、温度などによっても異なります。
コンクリートって耐久性が高いって本当?
コンクリートは、非常に耐久性が高い素材です。
厚さ15cm程度のコンクリート壁で、1m四方を作ることができ、その壁が10トンの重量を支えることができると言われています。
コンクリートで作られた建物も、大地震に耐えられるの?
防災上、非常に重要なことですが、コンクリートで作られた建物でも、大地震に耐えることができます。
ただし、コンクリートの製造、施工の精度や細部までの設計によって、建物の耐震性が大きく左右されます。
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