「デジタルカメラ」の名称の由来は？

デジタルカメラの名称とは？

デジタルカメラという名称は、英語で“digital camera”と表記されます。デジタルは“digital”という言葉が日常的に使われるようになったのは、1980年代半ば以降からです。それ以前は、アナログが一般的でした。デジタルは、2進数（0と1）での信号伝送に使われる言葉で、アナログとは対義語です。

デジタルカメラの名称の由来は？

デジタルカメラの名称は、カメラの機能の進化によって生まれました。従来のフィルムカメラとは異なり、カメラ内部で光を電気的に変換してデータ化することによって、撮影された画像を記録する方式を採用しています。このデータの扱い方が、フィルムカメラと大きく異なるため、“digital”と名付けられたと言われています。

デジタルカメラの発明者とは？

世界初のデジタルカメラは、1975年にアメリカのエンジニア、スティーブン・サッスマンによって発明されました。彼が発明したのは、1.4メガピクセルのカメラで、画像を1枚撮影するのに20秒以上かかりました。現在のデジタルカメラと比べると、性能は低いものでしたが、デジタルカメラの先駆けとして大きな意義を持っています。

以上が、デジタルカメラの名称の由来についての豆知識でした。今では、スマートフォンにカメラが搭載され、デジタルカメラを持ち歩かなくても身近に写真を撮影できますが、当時はまったく新しい技術であったため、驚異的な進化を遂げてきました。