豆知識1:七夕の起源
七夕は日本の伝統的な行事の1つですが、実は起源は中国にあります。中国では、7月7日は“乞巧節(きっこうせつ)”と呼ばれ、天の川の対岸に住むウシ女(織り姫)と、天帝の息子であるヒカリオとの恋物語が伝えられています。
この物語が日本に伝わったのは、平安時代のころで、貴族たちのあいだで女性たちが細かな手仕事をするための節目として祝われたのが始まりです。
豆知識2:七夕の短冊
七夕には願い事を書いた短冊を飾る習慣がありますが、これも中国から伝わった習慣です。
七夕の日には、星に願い事を届けるように、願い事を書いた短冊を笹の葉に飾ります。これは、笹の葉に似た葉っぱを持つ木が天の川にあるという伝説に基づくものです。
豆知識3:七夕の飾り物
七夕には、織り姫とヒカリオが出会うための九州(たいまつ)をはじめ、さまざまな飾り物があります。
代表的なものには、笹の葉や短冊、色とりどりの飾り糸を使った「たなばた飾り」があります。また、実をつける丸い葉っぱの黄色い「まんじゅうかざり」や、夜空を飛ぶ織り姫とヒカリオを表す「かさぼう」という飾り物もあります。
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