寿司ネタ別の由来
寿司といえば、マグロやサーモンなどの魚が代表的ですが、実はそれぞれのネタに由来があります。たとえば、鮪(マグロ)は古代から神として崇められており、その神格性から“鮪は刺身や寿司にすることができる”とされ、庶民の食材として登場するようになったと言われています。
また、生魚を食べることができる江戸時代の風習が影響して、サーモンは北海道で一般的に食べられていた鮭が、明治時代に北海道に移入されたアトランティックサーモンが元になっています。
寿司職人の修行期間
寿司職人は、職人として独立するまでに10年以上の修行期間があります。修業期間中には、米と酢の味付けから始まり、握り方、切り方、盛り付けなどの技術を磨きます。
“江戸前”とはどういう意味?
“江戸前”という言葉は、江戸時代から引き継がれた、東京湾沿岸地域で栽培された魚や貝が寿司材料として使用されたことから、江戸の名前が冠されたものです。また、江戸前寿司は、旬の食材を使用し素材本来の味を活かし、シンプルであることが特徴です。
寿司屋さんでのマナー
寿司屋さんでは、さしみや白身魚から始まりアジ、鯵、クエなどを経て赤身系、中トロ、大トロと順番に食べます。また、醤油は、寿司につけるのではなく、握り寿司の刺身部分につけるようにするのがマナーです。
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