世界で最も高いタワー ブルジュ・ハリファ

デザインにはイスラム建築が反映されている

ブルジュ・ハリファは、高さ828メートルで世界で最も高いタワーです。ドバイにあり、2008年に完成しました。そのデザインは、イスラム建築の要素が盛り込まれています。

最も顕著なのは、タワーの基盤部分の形状です。建築家のアンドリュー・ブローズによれば、それは「花の形をした複合体」と表現されています。これは、イスラム文化において花が特別な意味を持っているためです。

また、タワーの外観には、螺旋模様や幾何学模様、アラビア文字のデザインが取り入れられています。これらは、イスラム芸術でよく用いられるものであり、イスラム文化の要素を反映しています。

高速エレベーターの速度は時速36km!

ブルジュ・ハリファには、高速エレベーターが備わっています。最高速度は時速36kmで、世界でもトップクラスの速度を誇っています。この速度であれば、タワーの最上階までたった1分で到達できます。

また、エレベーターには特別な技術が使われているため、揺れを感じることがほとんどありません。この技術は、振動を制御するための制御システムと、空気圧バリアを利用するものです。

救助用のはしごや物資輸送用のエレベーターも備わっている

ブルジュ・ハリファには、救助用のはしごが備わっています。これは、万が一の火災や緊急事態に備えて設置されたもので、ヘリコプターが到着する前に使用されます。

さらに、タワー内に物資輸送用のエレベーターも備わっています。これは、食料や清掃用具、燃料などを運ぶためのもので、通常のエレベーターとは別に設定されています。


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