人間は夜間に赤い光を発する

人間の目の構造

人間の目は、網膜という光を感知する組織があります。この網膜には、網膜細胞という光を感知する細胞があり、これによって視覚情報が伝えられます。

そして、この網膜細胞には、感光物質として視紫色質が含まれています。この物質は、光が当たることで刺激され、神経信号を発するための役割を持っています。

赤外線に敏感な眼タンパク質

しかし、人間の目には、視紫色質以外にも、赤外線に敏感な眼タンパク質と呼ばれるタンパク質も含まれています。

この赤外線に敏感な眼タンパク質は、目の表面にある角膜や水晶体などの屈折作用が光を集めることで、夜間には特に目立つようになります。

赤い光を放つ理由

そして、この赤外線に敏感な眼タンパク質が反応すると、体内の色素分子であるメラニンやヘモグロビンが励起され、赤い光を放つようになります。

人間以外にも、光を感知する生物には、このような特徴が存在するものが多くあります。

ですが、この赤い光は、目の表面に集まるため、人間自身では気づかないことがほとんどです。


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