1. 鳴きの流儀
麻雀では、他のプレーヤーが捨てた牌を鳴くことができます。鳴きの流儀には「分かれるものは分ける」「一段目は鳴かぬ」などがあります。しかし、これらの流儀は戦略によって変わることがあります。例えば、相手に意図的に鳴かせてトリを取る「挑発鳴き」や、相手に余計な情報を与えないために敢えて鳴かない「静止鳴き」などがあります。
2. 場風と自風
麻雀では、山に戻された牌を一定回数引いた後、プレーヤーたちは自分の席の位置に応じて「場風」と「自風」を決めます。場風は、現在プレイしている半荘の「風」を表し、自風は、自分が親や子のいずれかであることを示します。これらの風によって、得点の配分や強さが変わるため、注意が必要です。
3. 特殊な役
通常の役に加えて、麻雀には特殊な役も存在します。代表的なものには「四暗刻」や「国士無双」があります。四暗刻は、手牌に暗刻がすべて含まれており、残りの一枚を待ち札にすることで成立する役です。国士無双は、13種類の待ち札すべてを手牌に揃えることで成立する役で、非常にレアな役とされています。
4. 場の傾向
麻雀では、山から取り出される牌の種類や順序によって、場の傾向が変わります。例えば、同じ数の牌が多く出た場合は、残りの同じ数の牌が出にくくなるため、利用すると有利になることがあります。また、多数の牌がリーチされる場合は、他家が待ち札にしている牌を予想しやすくなるため、安全に捨て牌を判断することができます。
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