縄文時代からのお茶文化
日本では、お茶は江戸時代に広まった文化だと思われているが、実は縄文時代からお茶文化があったことがわかっている。
縄文時代の遺跡である「吉井川遺跡」からは、お茶碗のような形をした土器が出土しており、お茶を楽しむ文化があったことがうかがえる。
中国で起こった「お茶の湯」の起源
「お茶の湯」とは、お茶を楽しむための作法である。
日本の「お茶の湯」は、室町時代に中国から伝えられた文化が元となっている。
しかし、実は中国にも「お茶の湯」に似た作法があったことがわかっている。
中国の唐代に書かれた文献「唐舞鶴茶経」には、お茶を淹れ、飲むための細かい作法が書かれている。
世界最古の「お茶の湯」は中東にあった?
日本や中国よりも、もっと古くからお茶を楽しんでいた文化があるという。
その文化は、中東にある「カシュカイ族」という民族の間にあった。
カシュカイ族は、紀元前5000年ごろからお茶を飲んでいたとされており、そのお茶を楽しむための作法があったとされている。
つまり、世界最古の「お茶の湯」は中東にあったということになる。
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