実はイチゴはベリーではない！？

概要

普段食べているイチゴは、見た目も味もベリーのように感じますが、実はベリーではありません。イチゴはある意味、果物の中でも特殊な存在です。

イチゴは、科学的には「集合果」と呼ばれる果物です。つまり、一つの果実にたくさんの小さな核果が集まってできています。

ベリーとは、一つの果実に一つの種子が入っている果物のことを指します。なので、イチゴはベリーではなく、種子がたくさん入った集合果ということになります。

イチゴが甘くて美味しいのは、果肉と種子に含まれる糖分が多いからです。また、イチゴの香り成分の1つである「フランスリン」は、脳内麻薬のような効果があり、食欲を増進させる効果があると言われています。

イチゴは一見ベリーに見えるものの、本当は集合果であることがわかりました。また、その甘い味と香りの秘密についても知ることができました。イチゴは見た目も美しく、栄養価が高いので、幅広い世代から愛される果物と言えるでしょう。