実は世界最高峰の山は……
一般的には、世界最高峰の山はネパールと中国の国境にあるエベレスト山とされていますが、厳密にはこれは誤りです。実は世界で最も高い山は、ハワイにあるマウナ・ケア山なのです。
マウナ・ケア山とは?
マウナ・ケア山は、ハワイの中心部に位置する活火山で、海抜4,205メートル、そして地上から海底までの高さは10,203メートルにも達します。これは、エベレスト山の海抜8,848メートルを上回ります。
しかし、なぜマウナ・ケア山を世界最高峰とすることはあり得ないのでしょうか?
世界最高峰を決める条件とは?
世界最高峰を決める際に、基準となるのは山頂から海抜までの高さであり、地上から海底までの高さは考慮に入れられません。そのため、マウナ・ケア山の場合は地上から海底までの高さが大きいだけで、エベレスト山よりも高いという結果になってしまうのです。
まとめ
世界で最も高い山がエベレスト山だと思っている人が多いですが、実はこれは間違いです。世界最高峰は山頂から海抜までの高さで決められるため、地上から海底までの高さを含めた場合には別の山が世界最高峰となってしまいます。マウナ・ケア山は、地上から海底までの高さが世界で一番高い山ですが、世界最高峰とは呼べないのです。
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