背景
イースター島という南太平洋にある島には、謎に包まれたモアイという巨大彫像が存在しています。このモアイ像は頭だけが有名ですが、実は頭だけではなく体も存在していたことが最近の研究で明らかになりました。
モアイの発見
イースター島は、1722年にオランダの船が偶然発見したことから知られるようになりました。その後、モアイ像が次々と発掘されるようになりましたが、最初に発見されたのは頭部だけでした。そのため、長らく頭しかない彫像と思われていました。
最近の研究
しかし、最近の研究により、頭だけでなく体もあったことが明らかになりました。2009年には、島の北部で「ラ・ティ・ラ・ティ」と呼ばれる地域で、モアイの体の一部が発見されました。そして、2012年には、同じ地域で完全なモアイ像が発見されました。
モアイ像の制作と意味
モアイ像は、イースター島の先住民が制作したもので、石灰岩などの原石を切り出して作られています。制作年代は17世紀から18世紀の間とされていますが、その意味はまだ解明されていません。一説には、島の祖先を祀るためのものとされていますが、その真相ははっきりしていません。
まとめ
イースター島のモアイ像には、頭部だけではなく体も存在していたことが最近の研究で明らかになりました。その制作年代や意味などについてはまだ謎が多いですが、一つ一つの彫像が持つ神秘的な雰囲気は、多くの人の興味を引きつけ続けています。
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