あいうえお
日本の五十音図の中で最も有名な「あいうえお」。しかし、なぜこの順番になっているのでしょうか。
起源
「あいうえお」は平安時代の万葉集にも見られる五十音図で、当時は「あいうえを」と続いていました。しかし、平安時代末期から「お」の部分を「わ」に変更するようになり、現代の「あいうえお」の順番になったとされています。
理由
なぜ「お」の部分を「わ」に変更したのかは定かではありませんが、以下に挙げられる説があります。
- 「わ」を含めた五十音図は、中国の漢字の音の読み方を基にしていると言われています。しかし、中国語には「お」の音に相当する音がなく、「わ」の音があるため、「わ」を追加したとする説があります。
- また、平安時代には、「わ」を「お」と同じように使っていたとされています。つまり、「あいうえお」は本来「あいうえわお」という順番だったのかもしれません。
- 最後に、何かしらの意味があったのかもしれませんが、その真相は不明とされています。
いずれにせよ、日本語の五十音図が「あいうえお」という順番になったのは、古代から続く謎の一つとして残っています。
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