世界一過酷なレース「ダカールラリー」とは?

概要

ダカールラリーは、毎年1月に南米を舞台に開催される世界最大規模のオフロード・レースです。元はアフリカ大陸を舞台に行われていましたが、アフリカにおける安全面の懸念から2009年から南米に移っています。

レースの特徴

ダカールラリーは、その過酷なコースや環境、そして参加する車両の種類などが特徴的です。

コースは、車両が通れるような道路が存在しない厳しい地形が続きます。高地の砂漠地帯や、大雨が降りやすい湿地帯、標高の高い山岳地帯など、様々な条件が待ち受けます。また、レース期間中は、ドライバーやナビゲーターの疲労や、車両の故障など、想定外の問題にも対応しなければなりません。

参加する車両には、バイク、クルマ、トラックなどがあります。こうした車両は、通常の市販車よりもオフロード走行に特化して作られているため、運転技術や整備のレベルが要求されます。

歴史

ダカールラリーは、1978年にフランスの自動車雑誌「パリ・ダカール・ラリー」の編集長、ティエリー・サビネが発案し、初めて実施されました。

当初はアフリカ大陸を舞台に行われていましたが、2008年にマリでのテロ事件が起こり、危険性が高まったことから2009年から南米に移り、現在も開催されています。参加チーム数や観客動員数など、その規模は世界最大規模のオフロード・レースと言われています。

最近の動向

2019年から新たにサウジアラビアでの開催が決定しました。アフリカ以外で初めて、中東地域での開催となります。今後のダカールラリーに注目が集まっています。


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