日本の玄関口、成田空港

成田空港の建設に使用された土砂

成田空港は、1966年に着工し、1978年に開港しました。その際には、東京都心から遠い千葉県の沖積平野に新たな空港を建設する必要がありました。しかし、工事に使用できる土砂が不足していました。

そこで、当時は開発が進んでいなかった東京湾岸の埋め立て地から、運河を通して土砂を運び、成田空港の埋立地として使用されました。東京湾岸の市街地開発の際に出た土砂が成田空港の建設に貢献したというわけです。

成田山新勝寺の境内にある「成田山参拝道」という歴史的なスポットがあります。この参道を進んだ先には、成田空港の「空港神社」があります。

空港神社は、成田山新勝寺の神仏に守られ、空の安全を祈願するために建てられた神社です。航空会社や航空関係者などから広く信仰されており、成田空港に訪れる際には、訪れてみるのも良いでしょう。

成田空港第１ターミナルには、「成田国際空港温泉みどりの湯」という温泉があります。入浴料は相当高めですが、搭乗前にゆっくりと温泉に浸かることができるのは、旅の疲れを癒す上で最適です。

また、成田空港第３ターミナルにも、大浴場が併設されたトランジットホテルがあります。長時間の待ち時間がある場合には、こちらも利用してみる価値があります。