カレーはインド発祥ではない
一般的にカレーはインド料理と思われがちですが、実はその起源はインドではありません。カレーは、インドからポルトガル人が持ち帰ったスパイスの混合物がヨーロッパで広まり、やがてイギリス人が持ち帰ったことで一般的になったとされています。
カレー粉は本場のインドでは使われない
カレー粉は、カルダモン、トウガラシ、コリアンダー、クミン、ターメリックなどのスパイスを混ぜた調味料ですが、本場のインドでは普及していません。インドでは、各家庭でスパイスを自分たちで混ぜて、それぞれの味を作り出すのが一般的です。また、インドの各地方によってスパイスの種類や配合が異なるため、地方ごとに独自のカレーが存在するとされています。
日本のカレーは独特の味がある
日本のカレーは、ビーフやポーク、野菜などを煮込んだルーに、甘口ルーと辛口ルーを混ぜた「特製ルー」を加えることで独特の味を生み出しています。また、玉ねぎをたっぷり使い、隠し味にりんごやバターを入れるのも日本独特のカレーの特徴です。このように、日本独自の工夫が加わったカレーは世界的にも愛されています。
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