視覚
人間の目には約700万本の錐体細胞と1億本の桿体細胞が存在し、色や明暗の認識が可能となっています。しかし、夜間などの暗いところでは、錐体細胞よりも桿体細胞が優位になるため、色の区別が難しくなります。
聴覚
私たちが聴覚で感じることができる音の周波数は、20ヘルツから20,000ヘルツまで。しかし、これは年齢や性別によって変わります。高齢になるほど、聴覚の範囲は狭くなっていきます。
触覚
人間の皮膚には、約4万5000個の触覚受容体があると言われています。その中でも特に密集しているのが指先。指先の触覚受容体の数は、1センチ四方あたり2500個以上とされています。
味覚
舌には、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つの味覚があります。しかしながら、舌にはそれ以外にも、渋味、脂肪味、カルシウム味、鉄味、インソリン味など、味覚以外の感覚を受け取る受容体も存在していることが近年の研究で明らかになりました。
嗅覚
人間の鼻には、約1000個以上の嗅細胞が存在しています。そして、それぞれが特定のニオイに反応するようになっています。しかし、嗅覚刺激は、およそ1秒ごとに脳への信号を中断されるため、ほとんど意識されることがありません。
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