ヨーロッパ最古の植物は生きている!

豆知識:

カリフラワー、キャベツ、ブロッコリー、カリー粉などを食べたことがある人は多いと思いますが、これらの植物は全て同じ種類の植物、キャベツ科の一員です。

このキャベツ科の中でも最も古いとされる植物が、ヨーロッパのピレネー山脈に生息するシロツメクサ(学名:Silene vulgaris)です。

シロツメクサは、地中海地方に自生する常緑の小低木や草本植物などに同定された共通の遺伝子があるため、その分布は最古の時代から続いていると考えられています。

関連情報:

シロツメクサは、ピレネー山脈の氷河期時代から生き残り、今でも生きていると言われています。これは、シロツメクサが氷期には地下に生えていたためで、氷期が終わった現在でも地下に生き残っているとされています。

シロツメクサは、「音を出す植物」としても知られており、夜間に花が開き始めると、中心の花弁を裂いて飛散する種子が、綿毛のような羽毛について風に乗って散布される際に、ポップ音を立てるという珍しい特徴を持っています。


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