世界一高い山「エベレスト」には冥界の神様が住んでいる

山の名前の由来とともに

エベレストという山の名前は、測量士のサーベイヤーゼネラル・オブ・インディアのジョージ・エベレストにちなんで名付けられたが、実際にはネパール語で「聖なるガウリーシャン山」と呼ばれていて、チベット語では「聖なるチョモランマ」、そしてシェルパ語では「聖なるヤーガン・ブンブ」など、さまざまな名称がある。

冥界の神様「イエティ」が住んでいるという伝説

エベレストには、冥界の神様として知られる「イエティ」という存在が住んでいるという伝説がある。イエティは人間と獣のハイブリッドで、大きな体躯と長い毛皮、角状の牙を持っているとされる。また、足跡は人間のものよりも大きく、雪の上を歩くときは、二本足で歩くことがあるとも言われている。

この伝説は、地元のシェルパ族をはじめとするヒマラヤ周辺の民族に古くから伝わっているもので、映画「イエティ<怪物>からの挑戦状」などでも紹介されている。

しかし、現代の科学的な観点からは、イエティの実在は証明されていない。これまでに目撃や足跡の報告があるものの、その多くは錯覚や誇張によるものと考えられている。