日光寺

日本最古の木造建築物がある寺院

日光山にある日光寺は、日本の国宝の中でも特に、歴史的・芸術的に価値の高いものとされています。

日光寺の本堂には、平安時代の建築様式のまま残る「中宮出雲大社造」という構造物があります。これは、木の構造を最大限に活かした平安時代の特殊な建築様式です。

そのため、建築家や歴史愛好家からは、日本最古の木造建築物とも言われています。

御金蔵

また、「御金蔵」というお金を保管する建物があります。この建物は攻め込めないように作られており、厳重な警備が施されています。

この建物は、江戸時代に幕府が造らせた豪華なもので、天井には金箔が使われています。

御金蔵の存在は、この寺が非常に大切にされていたことを示しています。