アルビノとは

アルビノとはどのような状態か

アルビノとは、先天性の色素欠乏症のことを指します。この状態の人は、肌や髪、瞳孔が通常よりも明るい色をしていることが特徴です。

この状態は、色素を作る細胞の異常によって引き起こされます。通常、色素を作るのに必要なメラニンという色素の量が少ないか、全く作られないため、肌が白く、目が赤く見えることがあります。

アルビノ状態の人には、次のような特徴があります。

アルビノは人間だけでなく、動物にも存在します。例えば、白い象や、眼が赤いハリネズミなどが代表的です。

ただし、動物の場合、白い部分だけがアルビノ状態になっているので、眼や皮膚だけが特徴的に白くなるわけではありません。

「アルビノ」という言葉は、ラテン語の「albus（白い）」に由来しています。実際に、アルビノ状態の人や動物は、通常の人や動物に比べ、白い部分が目立ちます。