「おにぎり」はなぜ三角形なのか！？

起源

おにぎりは、古くはおむすびと呼ばれていました。江戸時代には、このおむすびの形は丸や四角形、三角形など様々な形がありました。しかし、現在一般的な三角形の形状に変化したのは、明治時代になってからです。

この形状が生まれた理由

明治時代の初め、日清戦争が勃発すると、兵士たちは激しい戦闘に勝利するために、持ち運びが簡単で栄養価が高い食べ物を求めました。そこで、おむすびが選ばれました。ところが、おむすびは四角形や丸などの形状だと兵士のポケットに入らず、持ち運びが困難でした。

そこで、兵士たちは、三角形に折りたたんで持ち運ぶことを思いつきました。兵士たちはおむすびを口に入れる前に、三角に折りたたむことで、それまでの食事を手に入れるための手不足の状況で、おむすびを取り出すことが容易になりました。

まとめ

おにぎりの三角形の形状は、戦争の時代によって生まれたものです。兵士たちが持ち運びやすいように考案された形状であり、改めてその由来を知ると、食べる時にはちょっと違った感覚を味わうことができます。