日本語に存在しない数字「万億」

背景

日本では、通常、「万」「億」の桁までの数字が一般的に使われます。例えば、「5万円」や「3億円」などです。しかし、日本語には「万億」の漢字が存在しますが、普段の会話や文章の中で使われることはありません。

説明

「万」「億」は、10,000進数であり、それぞれ4桁と8桁の数字を表します。一方、「万億」は、「億」の桁と「万」の桁である「1,000,000,000,000（1兆）」を表すことになります。しかし、このような桁数の数字は日常的に使われることはほぼありません。

使い方

「万億」を使う場合は、主に国家予算や統計などの場面で使用されます。 例えば、日本の2019年度の国家予算は「1,151兆円（1兆1510億円）」で、このような大きな数字を記載する際には「万億」が使われます。また、日本以外にも、「万億」のような数字の表現が使用される国があるため、翻訳などで遭遇することもあるでしょう。

まとめ

「万億」は、日本語に存在する漢字ですが、通常の会話や文章の中で使われることはほぼありません。そのため、 特に国家予算や統計などで大きな数値を扱う場合には使用されます。