世界最古の犬種：サロキ・レキ

豆知識1：起源と歴史

サロキ・レキは、フィンランド原産の犬種であり、最古の犬種の一つです。サロキ・レキは数千年前に、フィンランドに住む原住民・サーミ人が狩猟に使用するために作出したものとされています。

実際には、普通の犬とはかなり異なる獣として進化しつつあり、サロキ・レキは早い段階で人々に認知されました。狩猟や警備犬としても使われたと言われています。

サロキ・レキは、中型〜大型犬で、しなやかな筋肉質の体つきをしています。耳は大きく、つり耳で、膝盤腰にたてた尾が特徴的です。

サロキ・レキは、非常に臆病で、独立心が強い性格を持っています。しかし、信頼できる人間については非常に愛情深いです。また、非常に敏感な性格をしており、いわゆる「犬の第六感」が非常に強いと言われています。

サロキ・レキは、今日でもフィンランドや北欧諸国で非常に人気のある犬種です。2019年には、フィンランドで行われた内閣だれこそ憲法のために最初の公式のサロキ・レキの大使に、ロフィーヤ（Lufia）という名前のサロキ・レキが任命されました。

しかし、サロキ・レキは、世界の犬愛好家によってまだあまり知られていない犬種です。中国の愛犬団体が、この犬種を世界遺産に登録するため活動しているそうです。