日本の「クールビズ」とは？

「クールビズ」って何？

クールビズとは、2005年に日本政府が推し進めた省エネルギーの取り組みで、夏場においてオフィス内でのクーラーの設定温度を28℃まで上げ、ジャケットやネクタイなどの冬のスーツに比べ涼しくて薄い夏用のスーツやオープンカラーシャツなどの着用を呼びかけるキャンペーンのことです。

クールビズの効果は？

クールビズは、環境問題に取り組む姿勢をアピールする一方、省エネルギーを実現することが目的です。クーラーの設定温度を1℃上げると、2~3%程度の電力を削減することができます。また、冬にはヒートショックによる健康被害の防止効果も期待されます。

クールビズにまつわる意外な豆知識

クールビズのスーツは、一般的な冬用スーツと比べて薄手で通気性がよいので、エレベーター内などの密閉空間では香水などの匂いが広がりやすいことがわかりました。つまり、クールビズであっても、香水などの使用には注意が必要です。

また、クールビズに切り替えた途端、オフィス内でのビジネスバッグやコーヒーマグカップなどのアイテム類が激増する現象が発生しました。過度の持ち込みには注意が必要です。

まとめ

クールビズは、環境問題に取り組む一方、省エネルギーを実現することが目的の取り組みです。クーラーの設定温度を上げることによって、電力の削減効果があり、健康被害の防止効果も期待できます。ただし、エレベーター内などの密閉空間では匂いが広がりやすいため、香水などの使用には注意が必要です。また、過度の持ち込みにも注意が必要です。