琥珀の中に生きた生物
琥珀(こはく)の中に映し出される、琥珀森林の生き物たちは、映画『ジュラシックパーク』のように、今は存在しない恐竜だけではなく、いろいろな昆虫、植物、動物たちが暮らしていました。
その琥珀の中に、何億年も昔に生きた、今見られるとても珍しい種類の生き物がいることが分かっています。
タイマイ(死海スクラルモサウルス)
当時は海に生息し、体長はおよそ4メートル以上にもなった、巨大爬虫類の一種です。
この生物は、現代のワニに似た形をしています。また、頭部には強力な顎があり、獲物を捕らえるのに役立っていました。
トリロバイト
三葉虫(さんようちゅう)とも呼ばれる、古代生物の一種です。顔が透き通っているのが特徴的で、複眼で周りを見渡していました。体長は、大きなもので10cm程度でした。
現在では絶滅していますが、形をしたモチーフが、アーティストのデザインに取り入れられたり、洋服やアクセサリーに使用されるなど、その魅力は今でも健在です。
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