ヒトが持つ15の感覚

1. 視覚

目の前の光景や色をとらえる感覚です。人間は赤・緑・青の三原色を識別することができ、その組み合わせで様々な色を認識します。

2. 聴覚

音を聞くことができる感覚です。人間の耳は、周波数・音量・位相差などを判断して、音を特定することができます。

3. 触覚

物や人との接触によって感じる感覚です。体表の皮膚には圧力・痛み・温度・振動を感じる神経があり、それを脳に送っています。

4. 嗅覚

物質の香りを感じる感覚です。鼻にある嗅球には約1,000種類の受容体があり、それぞれが異なる分子に反応しています。

5. 味覚

食物の味を感じる感覚です。人間の舌には、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味を感じる受容体があります。

6. 内耳平衡感覚

身体の位置や運動の方向を感じる感覚です。内耳にある三半規管が、頭の傾きや回転を感知しています。

7. 温熱覚

物や人の温度を感じる感覚です。体表には熱受容体と冷受容体があり、それぞれが温度の変化を感知しています。

8. 痛覚

身体に加わる損傷や刺激を感じる感覚です。神経末端がダメージを受けた際に、痛みを感じるようになっています。

9. 共感覚

身体の部位の位置や姿勢、動作を知覚する感覚です。脳は様々な情報を統合し、全身の動きをコントロールしています。

10. 方向聴力

音の発生源の方向を判断する感覚です。左右の耳から聞こえる音の差異を分析することで、音の方向を特定しています。

11. 時間知覚

時間の長さや速度を知覚する感覚です。脳は情報の流れから時刻を正確に知覚し、時間の長さを判断しています。

12. キナステジア(触覚的空間識別)

身体や物体との位置関係を知覚する感覚です。目を閉じた状態でも、身体や物体の位置を正確に認識することができます。

13. プロピオセプション(体性感覚)

身体の部位の位置や動きを感じる感覚です。筋肉や靭帯、関節内の受容器が、身体の位置や動きを脳に伝えています。

14. ホメオスタシス

身体の内部環境が一定に保たれることを知覚する感覚です。食事や水分の補給、体温調節などが、身体のホメオスタシスを維持しています。

15. 反応時間

刺激を受けてから反応するまでの時間を知覚する感覚です。脳は刺激に対する反応を速やかに出すために、神経回路を最適化しています。


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