日本で一番高い山は富士山じゃない？

実は日本で一番高い山はどこ？

一般的に知られているとおり、日本で一番高い山は富士山だと思われがちですが、実はそうではありません。日本で一番高い山は北海道にある「旭岳（あさひだけ）」です。標高2,290メートルの山で、読み方もあさひだけではなく、きたあさひ（北旭）という読み方もあります。

日本で一番高い山が富士山と思われている理由は、富士山が一番有名な山で、観光地としても有名だからです。また、一般的な認識として富士山＝日本で一番高い山、というイメージが強く定着しています。

富士山と旭岳は全く違う性質の山です。富士山は活火山であり、天皇陛下や多くの日本人にとっても、神聖な山であるとされています。一方、旭岳は形成時期が富士山よりも新しく、活火山ではありません。自然あふれる山岳地帯であり、登山客の多くがカジカやネコ科の野生動物などを目的にしています。