豆知識
1984年に発売された初代Macintosh。その名前の由来は、林檎(Apple)ではありません。実は、スティーブ・ジョブズがハワイ旅行中に見た柿からヒントを得て、命名したとされています。
詳細
1984年に発売された初代Macintoshは、そのコンセプトやデザイン性から、Appleの象徴のような存在になりました。その名前は、Apple社が登録した商標の中からジョブズが選んだと考えがちですが、実際にはジョブズ自身がハワイ旅行中に出会った柿からヒントを得て、命名したと言われています。
当時、Apple社はプロジェクトにコードネームをつけることが慣例でした。初代Macintoshは、ジョブズが「バニラ」と命名し、その後「素晴らしい女性の名前」に変えるよう求められました。ジョブズはそのリクエストを拒否し、自身がハワイ旅行で見た柿から名前を考え出しました。
ジョブズは、柿を大量に栽培するハワイ島に訪れた際、地元の人から柿の品質についていろいろと聞かされました。その際に、新鮮で美味しい柿を「マッキントッシュ」と呼んでいることを知りました。
「Macintosh」という名前は、その味わいのよさにちなんで考え出されたものとされています。ただし、ジョブズ自身は、柿の味わいよりも、その言葉がアイルランド生まれの発明家・チャールズ・バベッジが開発した世界初の機械式計算機「Difference Engine」に使われた「McIntosh」に由来すると信じていたとも言われています。
まとめ
初代Macintoshの「Macintosh」という名前の由来は、スティーブ・ジョブズがハワイ旅行中に見た柿からヒントを得て命名したもの。ジョブズは、柿を大量に栽培するハワイ島で、新鮮で美味しい柿を「マッキントッシュ」と呼んでいることを知り、その味わいのよさにちなんで名前を考え出したとされる。
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