夜空にかかる虹「月虹」

何が「月虹」を作るのか?

「月虹」とは、夜空にかかる虹のことで、通常の虹と同じく、水滴に光が反射・屈折して形成されます。

しかしながら、日中の虹が太陽光によって作られるのに対して、夜の「月虹」は、月光が反射・屈折することによって形成されます。

どうして「月虹」が現れるのか?

「月虹」が現れる原理は、「月ホール」または「サイドムーン」と呼ばれる、特定の気象現象によるものです。

「月ホール」とは、積乱雲や竜巻などの気象現象により、上空に高く転がった氷の結晶が、月光を屈折・反射して大気中に虹を作り出す現象のことです。

「サイドムーン」とは、間欠泉や滝などから激しく水しぶきが立ち上る環境下で、月光が水しぶきに反射して虹が現れる現象のことです。

「月虹」が現れるのを見たら?

「月虹」は、あまり見かけることができない珍しい自然現象のひとつです。夜中に出かけて見ることができる場所も限られています。

「月虹」を見つけたら、是非ともしっかりと観察し、その美しさを堪能してみてください。


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