日本の地名「箱根」には秘密があった！？

箱根とは？

箱根（はこね）は、神奈川県足柄下郡箱根町にある温泉地で、東京都心から約100kmの距離に位置します。観光客が多く、日本の代表的な観光地の1つです。

箱根という地名には、ある秘密が隠されていると言われています。

「箱根」という名前の由来には諸説ありますが、最も有力な説に、箱根がかつて「箱の根元」と呼ばれていたというものがあります。

語源的には、陶器の製造に必要な土の一種である白土が豊富に採れることから、「白土が入った箱の奥底にある場所」という意味で「箱の根元」と名付けられたとされています。

箱根と言えば、その美しい自然が多くの観光客に愛されています。

箱根を代表する自然景勝地の1つが「芦ノ湖」ですが、この湖の名前にも語源があると言われています。

実は「芦ノ湖」という名前は、江戸時代にこの地に住んでいた人たちの方言が由来と言われています。「芦の」という時代の方言で「あじさいの」という意味であり、この湖の周りには多くのアジサイが自生していたことから、「芦ノ湖」と名付けられたとされています。