合法的にファンになれる？　日本で認められている「ファンクラブ設立」とは

はじめに

芸能アーティストのファンとして、自分の好きなアーティストを応援するのはとても楽しいことですよね。その中でも、ファンクラブに入っているとより一層、アーティストに対する愛着が深まります。しかし、ファンクラブはどうやって設立されるのでしょうか？ 今回は、日本でのファンクラブ設立について調べてみました。

日本で認められているファンクラブ設立とは？

日本では、法律上「ファンクラブ」という言葉が規定されているわけではありません。そのため、アーティストの事務所やレコード会社などが直接、ファンクラブを設立している場合が一般的です。この場合、ファンクラブは、一般社団法人や一般財団法人として、法人格を持って活動することができます。

一般社団法人と一般財団法人の違いは？

一般社団法人と一般財団法人の違いは、目的や財源の違いによるものです。一般社団法人は、共通の目的をもつ関係者が集まった団体が設立し、その目的を達成するために活動するもので、財源は、会員からの会費や寄付金、活動の収益などからなります。一方、一般財団法人は、優れた公益的な事業を行うことを目的としており、その成果を社会に還元することも求められます。財源は、基金や預貯金、基金運用益、寄付金など、収益金の多くが基金の元本に蓄積される「財団ビジネスモデル」を採用しています。

まとめ

日本でのファンクラブは、アーティストの事務所やレコード会社が直接設立している場合が多く、一般社団法人や一般財団法人として法人格を持って活動することができます。そのため、アーティストのファンクラブに入ることは、法律的にも合法的なものとされています。ただし、ファンクラブが本当に公益的な活動を行っているかどうかは、入会前によく確認する必要があります。