ショートライスはなぜ日本で主流なのか

豆知識

世界中にはさまざまなコメの品種がありますが、日本で主流とされるコメは「ショートグレインタイプ」または「ジャポニカ種」と呼ばれるものです。これに対し、インドやタイなどの南アジアで主流なのは「ロンググレインタイプ」または「インディカ種」です。

理由

日本人がショートライスを好む理由は、食感や味、香りにあると言われています。ショートライスは粘りが強く、かみごたえがあります。また、米粒の中心部分にあるデンプン質が多いため、粘りを出す調理に適しています。これにより、おにぎりや寿司などの日本独自の食文化が生まれたと言われています。

また、ショートライスにはジャスミンライスなどのような「香り米」と呼ばれるものがない代わりに、風味が豊かで独特な甘みを持つことが特徴です。

まとめ

ショートライスは、日本人の食文化や味覚にマッチした米といえます。そのため、日本ではジャポニカ種を中心に栽培され、消費も多いです。