日本で最初に登録された自動車のナンバーは「1号」

豆知識

日本で自動車が普及し始めたのは20世紀初頭で、自動車の登録制度ができたのは1905年のことです。この時、日本で最初に自動車を登録し、ナンバーを付けたのは外務省の官僚、徳川家達でした。彼が最初にもらったナンバーが「1号」だったため、それ以降も国内で登録された車のナンバーは「1号」から順番に付けられていきました。

詳細

日本で最初に自動車が登場したのは、明治時代に外交使節団の一行が乗ったスチーム自動車でした。これが日本で最初の自動車とされています。しかし、一般的な人々が自動車を所有するようになったのは、大正時代になってからでした。

当初は自動車の需要が限られていたため、ナンバーを付けることを義務付ける法律もありませんでした。しかし、交通網が整備されるにつれて、事故や違法駐車などが問題視されるようになり、自動車の登録制度が導入されることになりました。

1905年、産業省が発足すると、自動車の登録管理を行う「自動車課」が設置されました。この時点で、自動車にナンバーを付けることが法律で定められました。そして、最初に登録された自動車のオーナーが徳川家達であったため、「1号」のナンバーが割り当てられたのです。

その後、国内で製造された自動車も登録されるようになり、ナンバーも供給されるようになりました。また、車両の所有者ごとにナンバーを割り当てるのではなく、各都道府県ごとに固有のナンバーを持つようになりました。

まとめ

日本で初めて自動車にナンバーが付けられたのは、徳川家達所有の自動車でした。この時のナンバーが「1号」だったため、以降の日本の自動車ナンバーは順番に付けられることになりました。今日では、ナンバープレートは様々なカラーリングやデザインで提供され、多くの車に取り付けられるようになっています。


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