世界初の実動する蒸気機関車の速度は時速3.2km

豆知識の詳細

世界初の実動する蒸気機関車は、1804年にイギリスのウェールズ地方の鉱山で稼働しました。この蒸気機関車の名前は、”ペニー・ダーウェント(Penny Darrn)t”といい、鉱山を走行して石炭を運ぶために使用されました。

この蒸気機関車の速度は時速3.2kmで、現代の車や電車に比べると遅く感じられるかもしれませんが、当時の運搬手段の中では画期的でした。

雑学の詳細

ペニー・ダーウェントは、鉄道史上重要な役割を果たしました。鉄道は当時、馬車や船で物資を運ぶことが主であり、ロンドンとリヴァプールを結ぶ運河があったものの、運搬費用がかさんでいました。

そこで蒸気機関車の開発が進められ、ペニー・ダーウェントは公道を走行する自動車と違い、鉄道の開発に大きな役割を果たしたといえます。

まとめ

世界初の実動する蒸気機関車、ペニー・ダーウェントの速度は時速3.2kmでした。当時は画期的で、鉄道の発展に大きく関わっています。