日本には実は2種類の梅がある

背景

日本には春の代表的な果物のひとつである梅があります。しかし、一般的に知られているのはウメと呼ばれる種類の梅です。実は、もう1つの種類の梅が存在するのをご存知でしょうか。

そのもう1つの種類が、ニシキウメと呼ばれる梅です。ウメと比べると果物は細長く、実が小さいため、一般的にはあまり知られていません。しかし、ニシキウメはウメよりも繊細な味わいがあり、果汁が多いため、ジャムやゼリーなどに利用されています。

さらに、ウメとニシキウメは葉の形状にも違いがあります。ウメの葉は先が尖っており、長さと幅が同じくらいです。一方、ニシキウメの葉は先が丸く、長さが幅の1.5倍程度あります。

日本にはウメという代表的な梅のほかに、あまり知られていないニシキウメという種類の梅が存在します。その味わいや利用方法も異なり、また葉の形状も違います。梅についても、まだまだ知らないことがあるのですね。