氷山の構造
氷山は主に南極やグリーンランドの氷河の一部が海面に流れ出たもので構成されています。これらの氷河は高密度の氷塊で出来ており、重力によって海面に流れ出すことがあります。
一般的に、氷山は山形の形をしており、上部にギザギザした形状、下部に均整のとれた形状をしています。これは氷の上部が空気にさらされているため、融解がより進んだためです。
氷山の水面下
氷山の大部分が水面下にあるという事実は、ことさらに驚くべきものです。事実、氷山の90%以上は水面下にあり、わずか10%しか露出していないと考えられています。
視野に収まる氷山は、一般に表面積が小さいため、水面下の塊状氷の存在を知ることができません。しかし、非常に大型の氷山では、水面下に垂直な深さを持つことがあります。
氷山の色
氷山が白く見える理由は、泡のような微小な気泡に囲まれた氷の構造に由来します。これらの気泡は、氷に落ちる雪と共に閉じ込められ、氷が形成される際に気泡が凝固します。
したがって、氷山の白色は、天候が明らかでない場合でも露出部分がより明るいと見える原因となっています。ただし、氷山は時には青や緑などの色を示すこともあります。条件が揃うと、氷の粒子が大きくなり、より強い光が反射しにくくなり、氷山が青く見えることがあります。
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