世界一高い山はエベレストではない?

真実はキリマンジャロ?

一般的に「世界一高い山」といえば、エベレストが有名ですが、実は正確にはキリマンジャロとなります。

エベレストは標高8,848mで、世界最高峰とされています。しかし、これは「最高峰」というカテゴリーであり、「一番高い山」というのは、海抜からの高さを基準とした山の高さを比較するものです。

一方、キリマンジャロは、海抜からの高さを計算すると、標高は5,895mながら、周囲の平地が非常に低いため、実質的な高度差は、エベレストよりも大きくなります。

つまり、一番高い山はエベレストではなく、キリマンジャロということになります。

エベレストより低い山のほうが死亡率が高い?

エベレストは一番高い山といわれるものの、実は死亡率は比較的低く、登頂成功率は高いとされています。

一方で、エベレストよりも低い山であっても、死亡事故が多発している場所があります。

その理由は、エベレストは厳しい寒さや岩場、崩落などのリスクがあるため、登山者たちは隙間なく支援ネットワークを築いて対応しています。一方で、エベレストより低い山は、登山ルートが定まっていないことが多く、非常に危険な場所であることが多いです。

したがって、山岳志向の人たちは、エベレストといった一番高い山に挑戦するのではなく、登山ルートが安全な山にチャレンジすることが求められています。

日本にある「日本百名山」の起源は?

「日本百名山」とは、日本国内にある優れた山々を百に選定し、百選の中の山々を指す名称です。

この「日本百名山」の起源は、登山愛好家であった金森順次郎が、『山と渓谷』という雑誌の中で「日本百名山」を選定し、その登山ルートの案内も行ったことが始まりです。

この選定の基準は、当時一般的に広く知られていた「三方五湖地区」であり、これに合致する山々が選ばれることになりました。

その後、金森順次郎が作成した「日本百名山」のリストは、『山と渓谷』でよほどの山岳家か、山岳愛好家でなければ閲覧できなかったため、有名になることはありませんでしたが、1964年に山と渓谷社から出版された「日本百名山」では、この選定基準に従って百名山が決定されました。


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