グラタンとは?
グラタンとは、主に洋食で使用される料理で、具材にとろけるチーズをかけてオーブンで焼いたものです。
名前の由来
「グラタン」の語源はフランス語の「gratin」です。グラタンは、皿の底に油を塗り、具材を詰めた後、トッピングにおろしたチーズやパン粉をふりかけ、オーブンで焼いた料理です。このスタイルの料理を、「gratin」と呼んでいました。
フランス語の「gratin」は、英語に転訛する際、「gratten」と発音されるようになりました。そして、日本に「gratten」の発音から入って来たため、日本では「グラタン」と言われるようになりました。
グラタンが日本で広まったきっかけ
グラタンは、明治時代から日本に存在していた料理ですが、一般的になったのは1960年代以降です。この頃、北海道には牛乳がたくさんあり、また、油やチーズなどの高脂肪食品が輸入され、洋食が広く普及するようになりました。
しかし、当初は高級料理として、一部のレストランや洋食屋でしか提供されませんでした。しかし、1970年代に入ると、インスタントグラタンや市販のグラタン用チーズなどが登場し、手軽に作れるようになったことから、一般家庭でも作られるようになりました。
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